1960年、沖縄県沖縄市生まれ。
大学卒業後、ダイエーグループフランチャイズSC店勤務、同系列スーパーマーケットチーフを経て、その後商工会議所に入所、小規模事業者の経営支援を行う経営指導員、イベント企画、街づくり、広報誌、各種経済調査等の業務を担当、又、会館運営等にITの特長を活かした事業の推進で業務の効率化と収益率向上に寄与する。

2009年8月資産活用の観点から「株式会社ハーブ・ランドリーサービス・沖縄」を設立

ここ沖縄県は1972年の復帰前は米国人を中心とする多くの外国人が居住し、本土よりコインランドリーのニーズが早くからありました。又、女性の社会進出に伴う共働き、少子高齢化時代を迎え育児支援や家事合理化サービスのニーズが高まっております。

「洗濯」労働においては「週末にまとめ洗いをしたい」、「夜に洗濯(乾燥)をしたい」、節約志向と時間の有効活用から「大物繊維を低価格で洗濯・スピード乾燥をしたい」などライフスタイルの変化が見られます。

そこで、資産活用の観点や「ランドリーサービス」という新しいライフスタイルの提案できる企業として進化を図る為2009年12月、アンテナショップWASH LAND(ワシュランド)ちばな店を開店いたしました。

「清潔・安心・快適」をサービスコンセプトとして取り組み、既存のコインランドリー環境に付加価値サービスを導入し、利用者の満足度を高める事業を展開して参りたいと思います。

ハーブは薬用、食用、化粧品などの美容、香水や染料など多種多様に、その効果を活かした製品開発が進められ化粧品や健康食品の有効成分としても取り入れられる等、私たちの健康と深く関っております。 ここ沖縄は、日本でもハーブ(ヨモギ、ウコン、ウイキョウ、ニラ、ショウガなど）の豊富な地域として昔から有名であり、生活の中に自然に取り入れられています。 ハーブから連想される健康や癒しを事業内容に活かしていきたい事から社名に「ハーブ」という言葉を取り入れました。

板張りの床で洒落たインテリアの素敵な店舗。店内は電球色の間接照明に加えて、簡易の椅子と備え付けのテーブルがあり、ファッション誌が備えられ軽音楽が流れています。まるでブティックのようなコインランドリーが東京などの都心部では事業展開が行われています。

郊外においては広い駐車場と大型機器を導入した店舗が多く見られ、全国展開する大手のチェーン店では半数が土足禁止。床はフローリングで利用者はスリッパを履いて入店し、「洗濯物を床に落としても汚れないのがメリット」と言います。

また、店舗のIT化も進んでおり、インターネット経由で自宅のパソコンや携帯電話から機器の空き状況がチェックでき、洗濯・乾燥終了間際に携帯電話に通知が入るシステムが導入されています。

さらに、支払方法が現金とICカードが併用でき、カードの特長を活かして、利用状況に応じてポイントが貯まる特典があるなど顧客サービスへの各種工夫がされています。

一方、経営者側の事務もIT化によって効率化が図られ、時間・日・月・年次別毎の売上状況や機器の稼動状況が把握できます。又機器の故障によって問い合せがあった場合には、機器を遠隔操作によって作動させることで、サービスの向上にも役立っています。各企業とも独自の特徴を活かした事業展開を行われ、更に付加価値を加えた店舗が合い次いで出店し、さながらコインランドリーの進化が起こっているともいえます。

従来のコインランドリー店の特徴は24時間営業、セルフサービスで安価に「洗濯・乾燥」が出来ることでした。現在は、お客様のニーズに対応し、地域によっては24時間営業でない店舗、駐車場完備、土足禁止、取次店併用に加えて出張受取代行などの各種付加価値を付与したサービスがあり、又、お店の快適な空間づくりが行われるなど、街のコインランドリー環境が一変しています。